戦車の構成部品を共通化して生産性を高め、重量毎の戦車の標準化を行うというE計画の一環として計画された軽駆逐戦車です。ヘッツァーの後継車種となるべく開発されましたが、実際には38D軽駆逐戦車の開発が優先されたため、計画途中で開発中止となっています。武装はヘッツァーと同様、車体中心から右にオフセットした形で48口径75mm対戦車砲を装備しています。
本車の特徴としては後のスイス製Sタンクや陸上自衛隊の74式戦車のように油圧シリンダーにより車高を上下する機構を備えている点が挙げられます。キットでは足回りパーツの組み換えにより車高を上げた状態と下げた状態の両方を再現できるようになっています。

※本キットは香港のガレージキットメーカーCGDより許可を得て借用した3Dデータを元に、3D出力メーカーShapwaysにより製造されたものです。
樹脂を積層して立体化する方式の3Dプリンタにより出力されたもののため、表面には若干積層痕が残っています。
部品点数は少なく、初心者の方でも容易に組み立てることができるキットです。

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